こないだのクリスマスに妻からもらったライジャケ
mazume レッドムーンライフジャケットⅤ
マズメのライフジャケットの5代目。
定価は22,000円(税別)ですが、
実際は2万円をゆっくり切る価格で入手可能です。
僕がいままで使っていたライジャケが
このシリーズのファーストタイプ。
この5作で、どう進化したのか暇つぶしに比較しました(笑)
<メーカーサイトより>
・コンセプトはフィット感の向上
・縫い方の変更
・収納力のアップ
・浮力体の拡大
・ウエストハーネスシステムの使用(Ⅳの改良版)
では、実際どうなったのでしょうか。
まずは、全体像
左が初代。右がⅤ
初代のほうがショートジャケットのように見えます。
(実際そうだと思います)
ポケットは、明らかに大きくなりました。
重量もだいぶ軽減されたように感じます。
左胸にあるmazumeのロゴですが
初代は刺繍なのに対して
Ⅴはプリント
何代目からプリントになったのでしょうか
機能的には全く問題ありませんが、気になるところ(笑)
後ろから見ると
Ⅴでは腰の高さにバックルがあるのが分かります。
初代~たぶん3代目までは、胸の高さにバックルがあります。
また、マズメのライジャケで好評な
可動式の背中のポケット(バックポケット)ですが
随分大きくなったのも分かりますよね。
また、このバックポケットですが
初代では
マジックテープのみで固定していたのが
Ⅴでは
バックルでも固定できるようになりました
(マジックテープのみでも、ばたつくようなことは無かったですけどね)
背後の紹介ついでに
このD管、小さくて不便という評判でしたが
でっかくなってます^^
では、マヅメならではのジャケット固定方式である
ウエスト固定がどのようになったのか
初代(から3代目?)では
ジャケット背中側本体にベルトで固定する形です
高さは胃袋くらいの高さで
これはこれで、構造が単純で比較的がっちりしてます。
対してⅤ(Ⅳから?)では
先ほどの背面比較写真で分かるとおり、腰の高さにベルトがあって
ベルトがジャケットフロント部(ポケット裏)まできています。
フィッティングとしては、
このバックル(YKK製の特殊なバックルらしい)で固定して
さらに
サイドのベルトでぎゅーっと絞り込んで
ジャケットとアングラーとの隙間(遊び)が無いようにできます。
理屈としては、ジャケットの背中側とフロント側一体で
アングラーとベルトで固定するといったところでしょうか。
よりジャケットの一体感とか負担軽減が図られる狙いのようです。
ちなみに
初代ではサイドの細いベルトがなかったので
細かいフィッティングができませんでした。
初代より構造が複雑になったと思います。
これは実戦投入して、どれだけ便利になったのか確認します。
構造的にとても進化したと思うのがショルダー部の構造。
一番負荷がかかる肩の部分が優しくなりました。
初代では、肩に当たる部分が、黒いベルトのみ。
まぁ、一昔前のライジャケは全部こうでした。
ここがⅤでは(多分それ以前も)
背面部と一体となったソフトな構造。
装着したとき、一番最初に感動したところ。
クッション材十分な優しいショルダー構造。
(いまどきのライジャケはほとんどこうですが 笑)
もう少し細部を見てみましょう
メーカーサイトでは、体にフィットする素材を使い
縫い方までも変更したとありますが
初代では全面に渡って、バイアスというか
パイプ構造で端部を補強しています。
そこで、タイプⅤを見てみると
パイプ構造がなくなり、袋縫い?みたいなつくりで
あたりがソフトになりました。
(タイプⅣまで、パイプ構造だそうです)
素材も明らかに柔らかくなりました。
チャックも変わってます
初代では、防水?構造の
細かい目のチャック。
ここで、マヅメはチャックが弱点とよく言われますが
僕の初代は、今季までトラブル無しでした。
10年近く使って、渋くなったり
つまみが劣化してちぎれたりしましたが
まぁ、こんなに長く使えたので十分だと思ってますよ^^
ただ、チャック本体は壊れなくても
縫製部分の糸がほつれつ可能性があります。
ポケットが小さいですからね。
で、タイプⅤですが
目の大きいチャックです。
信頼のYKK製で、他メーカーのチャックと同じ製品です。
なので、弱点といわれているチャックについては心配していません。
ポケットも大きくなったので、縫製部の無理な引っ張りも心配していません。
そういうポケットですが
どのくらい大きくなったのか
初代ではこんな感じ
タイプⅤでは、これだけの余裕
というか、写真では分かりにくいです(爆)
まぁ、大きくなったと表現したかっただけです^^
その左ポケットですが
初代から頑なに付いているこの構造
ルアーストック?
使用頻度の高いルアーをぶらさげておくやつ。
初代は、スポンジに刺すタイプ
これが
これまでの不具合を克服し
とっても使いやすくなったらしい。
ただ、僕はこの機能を一度も使ったことがありません(爆)
なので、タイプⅤでも使うことは無いでしょう^^;
左ポケットネタでもう一つ
これは残念なポイントですが
初代では外側にD管が付いています。
しかし、タイプⅤでは
すっかり無くなっています。
これは困りました。
なぜなら、僕は左側のここにフィッシュグリップをぶら下げているからです
キャッチするとき、右手でロッド、左手でグリップってのがクセなのです。
後ほどなんとかして初代から移設します^^
あるいは、どなかた何かナイスアイデアがあったら教えてくださ~い!
そんなところで、右ポケットを見てみると
初代にも、フィッシュグリップを固定する機能があります。
(使ったこと無いけど)
もちろんタイプⅤにも
マジックテープが全面まで回りこんで
格好良くなっています。
(使わないと思うけど)
右サイドにグリップを装着する場合はとても便利そうです
うれしい改善点がこれ
ポケットの上にある、小さなポケット
浅くて小さいけど、カメラ置き場として使ってました。
半分はみでて不安定な収納。
小さいな~って思ってたんです。
これがですね
大きくなったんです!
まるで僕の声を聞いてくれたみたい(笑)
パイプ構造を廃止した縫い方によるメリット。
なので
さきほど見えていたカメラが
実は、横にすっぽり入ります。
これだけでもタイプⅤにして良かった(爆)
収納関係でカットされているのもあります。
僕の場合、ほとんど使いませんが
両側ポケット下部にあるD管と謎のベルト
たまにストリンガーをぶら下げている方もいます。
タイプⅤでは
すっかりカットされています
無くても構いませんが
あればあるだけ使用方法があるんだけどな。
ポケット左サイドのD管しかり、カットするところはカットしてますね。
胸のポシェット?も変わりました
何代目からこの形なのでしょうか
初代はこれ、防水使用の四角いやつ
少々の雨ならば、案外水の浸入はありませんでした。
小さいなりに四角くて使いやすかったのですが
移設できない構造(笑)
で、タイプⅤですが
縦長のなにやら格好いい形。
ロゴも大きくプリントされていて流行りな感じ。
ただ
この格好いい形だけに
使い勝手に一抹の不安を感じます。
下の細くなっているところの小物の取り出し感はどうかな。
まぁ、だめだったら、ほかの胸ポケットに変更するまでですが^^
Rearthとか、格好いいのありますもんね!
一方明らかに改善された小物もあります
ドリンクホルダーです
初代は、こんな中途半端な大きさで
500mlだと、落としたことも1度や2度ではありません(爆)
ところがタイプⅤでは
ペットボトルの首部をゴムで固定できるようになっていて
500mlボトルもこのように抜群の安定感!
APIAのライジャケは、袋自体が500mlがすっぽり入る大きさのようです。
あとは、おまけの領域
格好いいプライヤーホルダー
ただ、痩せ型の人の場合、
このライジャケ特有のハーネスシステムの関係で
プライヤーホルダーを装着できるスペースが無くなる可能性があります。
僕は痩せ型ですが、このホルダーを使わないので問題ありませんが。
気が利くおまけも
この伸びるコード付き^^
便利なんですよね~、このコード。
カメラをくくりつけてもよし、プライヤーをくくりつけてもよし!
嬉しいおまけではあります。
とまぁ、ひととおり比べてみましたがいかがでしょう。
なんといっても、この真っ赤なライジャケは
マズメならではのカラー。
格好いいじゃありませんか^^
まだ実戦投入していませんが、個人的には満足しています。
あとは結果が伴えば最高です(爆)
シーズンオフは戦力増強という大切な季節。
この時期、どれだけ楽しむかってのも
釣りの大切なプロセスですよね!
(と言い聞かせて散財)